ファンはシリアスへ。
趣味で走っているランナーは2種類に分けられる。
ファンランナーかシリアスランナーかだ。
今回はシリアスランナーに一度はなった方がいいという話。
自分はこれまで、シリアスランとファンランの両方を行ってきた。
部活の陸上では速くなるために、社会人のトレイルラン、マラソンは楽しむために走ってきた。
そして今はサブスリー達成のために走っている。
ファンランナーとシリアスランナーの違いは、速くなるためにトレーニングし考えることをやったかやらないかだ。
シリアスランナーのトレーニングすること、考えることは成長を飛躍的に促す。成長とは速くなることと走ることへの理解だ。
この成長は、ただ走ることをより楽しくさせる。シリアスなのに楽しいのだ。
ファンランだけでも楽しいが、それでは半分の楽しみしか味わっていない。
トレーニングと走りへの理解で得られるものは感動的なのだ。
趣味のランニング、どっちでもいいの確かだが、今はトレーニングすら楽しい。部活の時には無かった感覚だ。
ファンランナーは、一度シリアスランナーになり自分の走りと向き合ってほしい。
ここまではファンランナーに対して書いてきた。
シリアスランナーにはこの言葉を送ろう。
「走りを楽しめているか?」
練習時間について。
時間は有限だ。
このことに最近まで気が付かなかった。
人生に使える時間は限られているのだ。
一週間のうち、練習に使える時間は何時間あるだろうか。
一人暮らしや仕事があると、練習に好きなだけ時間を
使うことは難しい。
1日に2、3時間も練習に時間を使うことはできないのだ。
そうしたらどれだけの時間を練習に使えるのか?
平日に30分、休日に1時間を捻出したとして
一週間なら4.5時間、1か月なら18時間だ。
1か月間の割合で見てみよう。
1か月の練習時間の割合は18/744=2.4%
どうにか捻出したのに2.4%しかない!
さすがに少なすぎやしないだろうか。まともに練習できている気がしない。
十分走ってるって? だめだ今より速くなりたいのだ。
この状況を打開するためにも
①時間を増やす。
②短時間で効果の高い練習をする。
ことを考える必要がある。
「通勤を徒歩から自転車にしたら往復で20分作れるぞ。」
「残業やめよう。」
「短時間で効果を上げるなら坂道ダッシュか?」
色々思いつくはずだ。
今の状況に甘んじて、少ない時間でなんとなく練習していてもだめだ。
考えろ。
時間を作り、高密度にするのだ。
それがいつか結晶になるはずだ。
走るなら、ご飯を食べよう。
食事の話。
以前、食事のルール作りで夕飯に炭水化物は取らないとしたが
結果としては失敗だった。
夕飯に炭水化物を食べないことを続けた結果
①体重は53kg→49kg
②長い距離が走れなくなる。(15km以上)
③お菓子を食べるようになった。
④常にお腹が減っている感覚。
これは完全な糖質不足! 体重減ってもスタミナも一緒に減っては意味がない!
というわけで、今は朝昼晩と炭水化物を取り、糖質を補給している。
もちろん②~④は改善された。①の体重は53kgに戻ったがスタミナも戻ったのでよしとしたい。目的は体重を減らすことではなく、タイムを縮めることだ。
ランナーにとって糖質は車のガソリンと同じだ。
取らなきゃ体重(車重)は減るが、走れる距離も減るのだ。
では必要な糖質量は?
アスリートなら一日350g 毎食ご飯3杯分らし。摂取する総カロリーの55%程度が目安のようだ。正直摂取している総カロリーとか計算でいる気がしないので、体重の増減で見ようと思う。糖質を取り過ぎれば体重は増える。これならわかりやすい。
また日常で糖質を補給するのなら「おにぎり」がベストだ。
①糖質が豊富に含まれていること。
②血糖値上昇を抑えるレジスタントスターチンが含まれていること。
③水分も同時に取れること。
遠足のお弁当に「おにぎり」は理にかなっていたのだ。
去年試したトレイルでのおにぎり作戦も結果成功している。
だから皆、走るならご飯食べろ!