BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
「走ることは自由でなきゃいけないのさ」
ここ最近走っていて「走っている!」と感じると
自由だ!!と楽しくなって走り過ぎることがある。
部活で走っていた時には無かった感覚だ。
この本には、走りたいから走るというランナーが多く出てくる。
走ることが楽しくて仕方ないといった感じだ。
そして、その楽しさを本書で目の当たりにするシーンは最高だ。
100マイルレース レッドビル・トレイル100 (95キロ地点にて)
「誰もがあの坂を歩くのに」
「誰もがだ。誰も笑っちゃいられない」
100マイルレース後半は本当笑えない。
自分が何故こんな事しているのか分らなくなる。苦行としか思えない。
これは目的がレース完走やタイムを争っていたからだと思う。
その為、笑えるのはタイム内にゴールした瞬間のみだった。
走ることで笑うためには?
走ることが目的であることだ。走ることが喜びになることだ。
子供は楽しくなると走り出す。全力で。走りたいから走る。
走ることが目的となること
「走る」と「楽しい」が結び付くことを、気づかせてくれた一冊。
芝生を裸足で走ると最高に楽しい。ぜひ試してもらいたい。
BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
- 作者: クリストファー・マクドゥーガル,近藤隆文
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2010/02/25
- メディア: 単行本
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