走ること。食べること。読むこと。

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走って、食べて、本を読む。その中で伝えたいことをかく

心拍数という判断基準

今日は身体の調子がいいな。

最近は身体がだるいなぁ。

人は無意識にでも身体の調子をみて、体調を判断しているはずだ。

この自身の体調をみることは、運動をする上でも非常に重要だ。

 

日常生活で体調をみて無理をしないのと同様に

練習でのオーバートレーニング

レースでのオーバーペースを防ぐことができるからだ。

逆に身体をギリギリまで攻めることだってできる!

 

体調は自分の感じ方で判断してもよいが

安定した判断ができないのでおすすめしない。

おすすめは「心拍数」をみることだ。

 

なぜ心拍数なのかというと

心拍数から「運動強度」や「疲労」を数値化できるからだ。

数値化できれば判断と管理が行いやすくなる。

心拍数、体調、運動 のキーワードで研究論文がわんさか出てくるから

詳しくは探してみてほしい。

 

心拍数をモニタリングする上で

重要な値が2つある。

・最大心拍数(HRmax)  :激しい運動時の最大の心拍数

・安静時心拍数(RHR):寝ている時の心拍数

自身の心拍数の最少と最大だ。※どちらも1分間の値

この2つから「運動強度」と「疲労」をみることができる。

 

最大心拍数から運動強度をみる

方法はいくつがあるが最大心拍数の何%で運動するかで

運動強度を判断する。

最大心拍は一般的に(220-年齢)で求めることができる。

65~78%HRmaxで楽にしゃべりながら走れる強度だ。

(Daniels' Running Formula 著Jack Daniels より)

 

安静時心拍数から疲労をみる

朝起きたときの心拍数の上り幅から疲労を判断する。

安静時心拍数は人により異なるためデータ取りが必要。

心拍数が安静時心拍数より5高い場合は、疲労があると判断してよい。

 

 

心拍数は指で脈を計ることで求めることもできるが

心拍計を使う方が簡単でデータ化しやすい。

腕時計に心拍計機能がついているものがあるので買うことをお勧めする。

 

心拍数は判断基準だ。

なんとなく判断していたことが明確に判断できるようになる。

それは行動の理由にもなる。明確な理由があれば人は強くなれる。